
特許出願中
展示会などで多くのユーザー様から頂戴した声を参考に開発した製品です。「設営が簡単なワンポールのメリットを活かしながら、いま以上に快適な居住スペースを作るには?」「強風など悪天候時でも安心して使えるフレームワークは何か?」試行錯誤の末に行きついた答えは「トリポッド」、三股ポールによる三点支持でした。「サーカストリポット」は、サーカスの「設営の容易さ」を損なうことなく、テント内での直線的な人の移動を可能にします。またテーブルなどを中央に配置することが可能となるため、これまでサーカスと組み合わせて使うことが難しかったファニチャー類もコーディネートしやすくなります。そしてなにより、二股ポールにはない耐候性、「安心・安全なキャンプシーン」をお届けします。ぜひ、この「サーカストリポット」をご利用いただき、サーカスシリーズでのキャンプを末永くお楽しみください!
サーカスBIG対応モデルはございません。
現在のキャップですと、ずれてしまう恐れがございますので「トリポット専用コネクトキャップ」を開発中です。現在販売されております「焚火タープコネクトヘキサ」にも使用できるオプションとしてキャップ部分のみを販売予定です。発売が決まりましたらホームページで告知いたします。恐れ入りますが少々お待ちくださいませ。
インナーを取付けるとトリポットの魅力である「テント中心に動線を妨げるものが無い」の意味がなくなってしまいますので「トリポットを使用する意味が無い」と判断し、インナーを取付ける仕様にはしておりません。インナーを取付ける場合は設営が簡単なワンポールをご使用くださいませ。
スカートの本来の目的は雨の日に、「雨の跳ね返り」 がテントの中に入らないようにするための物で、その副産物の効果として、「風が入りにくい」 効果がございます。
実際に冷気が入りにくいメリットはございますし、「風が入りにくい」と説明をしてる文面もあり、そのような解釈で問題ございませんが、本来の目的は「雨の跳ね返りがテント内に入るのを防ぐため」です。
なぜ完全にテント本体を地面に着けず、上げているかですが、安全の為と結露低減の為です。
全く下から風がはいらないと、結露が多量にでます。地面からはもちろん、人間の呼吸でも結露は出来ます。
また中で調理する方も多いですが、密閉したテントの中は非常に危険です。ポリエステルのテントは完全に空気を通しませんので、一酸化中毒をはじめ、二酸化炭素が呼吸で増える事で、不快感や眠気や判断力の低下につながる事もあり、それが原因で、怪我などの恐れもございます。参考までに、JAFの二酸化炭素のレポートがございます。注1)
TC素材も結露で生地がぬれると通気性は大幅に低減します。
この事を防ぐため必ず強制的に空気が入るように 仕様の時点で隙間を作ります。
ワンポールの場合はその隙間が地面と、テント本体の間です。
また設営の部分でも地面とテントの間に、隙間がないと、ペグに取り付けたテープをひいてテント本体のテンションを出すことができません。
ドームテントのインナーは換気が出来ないようにおもえますがインナーは通気性の良い生地を使用しており、生地自体が空気を通します。
目的が、風や冷気が中に入らないようにするのでしたら、インナースカートが一番効果的です(テントの内側にくるスカート)
ただこれは完全に外との空気の入れ替えを遮断するので、経験を積んだお客様向けです。写真はエベレストのベースキャンプにも使用できる商品のインナースカート部分です。このスカート部分に荷物を置いたり、冬は雪を積むと、暴風雨でも一切風は入りません。
サーカスのスカートも、風がはいらないようにするのが目的ならばインナースカートが一番効果的です。設計上は作れますが、いろんなお客様が使用するテントですのでインナースカートは避けております。
注1) JAF日本自動車連盟作成レポート抜粋
内気循環では車内の二酸化炭素濃度が最大で6770ppmとなり、外気導入の約5.5倍に。(通常車内は1000ppm)
このように内気循環では、時間が経つにつれて車内の二酸化炭素濃度が非常に高くなっていることが分かります。一方外気導入では、高速道路のトンネル内では排ガスの影響などから一時的に数値が高くなる場面がありましたが、車内の二酸化炭素濃度が1000ppm周辺で推移していることが分かります。「換気の悪い密閉空間」のCO₂濃度基準値は1,000ppmとされていますが、CO₂の濃度が3,000ppmを超えると
①疲労感の増加や注意力の低下
②眠気や頭痛の発生の恐れ
といった悪影響があり、注意力の低下や疲労感、眠気からくる居眠り運転の危険性が高まってしまいます。